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私の第三十四夜をつづります。

”忘れな草”と”忘れ草”

どうも、夢想と現実とは地続きのものであるらしい。今日読んだ記事(【汚職の履歴を顔認証で紐づけ。情報の「身体化」で実現したブラジル発のアプリ】佐藤達郎 2021年4月14日 Forbes JAPAN )は、昨秋、私の脳味噌を横切った突飛な夢想(2020-10-30:世を欺…

『動物農場』を読んで。 

図書館で借りてきた『動物農場』は1943~44年に書かれた物語だった。でも、そこに描かれているのは、私が今生きる21世紀の世界のことでもあった。 日本の総理大臣として、“森羅万象全て担当”、”議会については立法府の長”であると発言し、しっかりと司法人事…

「東京長浜観音堂 OPEN」

先日、「東京長浜観音堂 OPEN」を知らせる案内状が届いた。昨年秋、不忍池のほとりにあった「びわ湖長浜 KANNON HOUSE」が閉館することを知った時、あの小さな静かな空間が消えてしまうのか…と淋しい気持ちになった。なので、今夏から日本橋に、”長浜の…

2021年春の桜たち。

24日、友人が春の花束を届けてくれた。畑で剪定されたばかりの枝々には、それぞれ、桜、桃、アーモンドの花の蕾がピンク色に生っていて、少し痛々しい、初々しい花束だった。 花曇りの25日、その友人と博物館前で待ち合わせ、お花見の散歩に出かけた。 総合…

海に顔を出して、顔つなぎする。

季節が入れ替わろうとするなか、再開したストレッチも、突如始めてしまったDuolingoも続いている。何だか、それだけで気持ちが明るくなった気がする。 15日、ストレッチをする間、参議院予算委員会での質疑を聴いていた。総務省幹部の接待疑惑について、野党…

10年前の時間に戻る日。

2011年3月11日から10年という日。あの日をふり返る報道番組が続く。 大津波が押し寄せてくる場面が流される。顔がゆがみ涙がこみあげる。思わず両手が顔を覆う。悲しかったのだ。何もできなかったのだ。あの頃、来る日も来る日も。 10年前の時間に引き戻され…

遠のくゴール?

どうも、コロナ終息のゴールは遠のいてゆくばかりのようだ。 2020年の1年間、一段とぼんやりとした時間を過ごした。でも、今年1年、いや来年も…となるとどうなんだろう。 小さい頃から、一人で無為の時間を過ごすのは得意なほうだった(自慢にはならないけれ…

3月になって。

まだ社会の中で、人々の間で一生懸命に生きていた頃、3月は、何となく憂いが漂う季節だったと思う。 学生時代は学校生活というもの。勤めていた頃は職場というもの。家庭では家族というもの。 3月という変化の多い独特の季節が、それぞれの場の憂いや不安を…

白梅の花びらも散ってゆく

22日、総合公園の梅林を訪ねた。 久しぶりに出かけた総合公園の樹々には、やわらかな風とうらうらとした光が届いていて、”進んだ春”の空気が広がっているように思えた。それでも、この季節の人々の姿は、桜の季節においてよりも、どこか慎ましく初々しく見え…

やっぱり嬉しい。

美術館にも博物館にも出かけることのない日々。でも、今日、嬉しいことがあった。 抽選に外れて聴講できなかった講座の資料がネット上に載っていたのだ。『わっ!』と眼が輝いてしまった。 何と今日、その講座の先生が、ご自身のツイートのなかで、聴講でき…

♫ みいちゃん ♫ だったの?

寒い日が続く。風が冷たすぎて首がすくむ。 安曇野の友人のメールには、「明日は-8℃になりそう…」とあった。こんな時、つい口ずさんでしまう童謡… ♫ 春よ来い! 早く来い! 歩き始めたみよちゃんが… ♫ そうなのだ。子どもの頃からこの年齢までずっと、歩き…

密室で選ばれた後継者は、密室で自分の後継者を選ぶ。

今日12日の朝刊1面 top の記事に、二人の長老の顔が同じ大きさで載っていた。 それぞれのタイトルは「森・五輪組織委会長 辞意 女性蔑視発言で引責 相談役で残留へ」「川淵氏を後任指名、受諾」 あの時のことを思い出さずにはいられない。あの時も、”突然の…

潜んでいたものが。

夕方のオキザリス(2月9日 人魚姫の公園で) このところ、南のベランダでは、植木鉢が並んで日光浴する時間が長くなった。私も、こんなふうに、屈託なく季節を楽しみたい…。 しかし、人々がコロナ禍以前のように暮らし、それぞれの活力を取り戻し、コロナ禍…

初めまして、”グリア・ガースン”

一昨日、恥ずかしいので小さな声でつぶやくように豆まきをした(鬼とともに、コロナにも退散願いたいと願いつつ)。 立春を経て、今日は春一番が吹き荒れた。 ベランダの洗濯物の影が大きく揺れ、そのまま飛び去ってゆきそうだった。その不穏な動きを気にし…

もうすぐ春が ♪

1月30日の空 昨秋から職務怠慢を決め込んでいた胃を、年を越えてようやく少し飼いならしはじめた…と思っていた。 気が緩んだとたん、いつになく、口唇ヘルペスを悪化させてしまった。それも、処方された薬を飲み終わると、何とか一段落したようだった。 30日…

虚ろで哀しい”うわごと”

2021年1月も終わろうとしている。もうすぐ春が来て、また夏がやって来る。 世界が新型コロナウイルスに覆われてから一年。 今なお、弱々しい”うわごと”が繰り返し聞こえてくる。 ♫ 五輪は? と問えば ♫ 「安心・安全な大会を目指し…」 「人類がコロナウィル…

前鳥神社蔵の素弁蓮華紋軒丸瓦のこと。

相模国府について学んでいた頃、市内で発掘・調査されたさまざまな遺構や遺物の性格・背景について、あれこれ想像(妄想)して飽きなかった。 来る日も来る日も、妄想していた。『平塚市史 別編 考古』の抜刷をヨレヨレになるまで使い込んだ。さまざまな資料…

変わることなく、雲は薔薇色に。

1月10日の夕焼け(平塚漁港から) 2020年という1年は、すでに過去の時間として鎮まった。 時に楽天的で、常に雑駁な私は、何となく(根拠無く)そう思い、ちょっと安心したのだった。 しかし、新たな2021年は、淡々と・着実に…かつて、語彙の乏しい権力者が…

生きてゆく。それだけ…。

2011年は東日本大震災と還暦の年だった。10年後の2021年は COVID‐19 延長戦と古希の年…せっかくの新年も、さらに困難そうな予感しかない。 『生きてゆく。それだけ。』 ぐずぐずと思いあぐねて費やす時間は、日々萎れてゆく肉体のためにこそ使うべきだろうと…

伊豆山神社男神立像の爪先のこと…再び懲りない妄想。

2020年暮れ…ずいぶんと久しぶりに、妄想の扉が開いた。 その扉は、次のデジタル記事がきっかけで開いた。 上掲の記事の写真を拡大すると、横たわる雷神像(写真の風神・雷神像は、山形県大江町の雷神社から町に寄贈されたものという)の爪先が眼に飛び込んで…

2020年を共有して…(来たる年こそ)もっと心地よい歌を!

2020年がこうした一年になるとは…。 2020年のどん詰まりの夜に、想いはヒュンと飛んでゆく。地球上のみんなが、きっと今頃、同じ想いを少なからず共有しているんだろうな…と。 凶悪な”コロナ共有実感ウイルス”は、”格差と分断ウイルス”の感染力をはるかに凌…

年の瀬のなかの”秋”

27日午後、図書館で本を借りてこようと街に出た。 街なかの八幡様の横を過ぎ、信号待ちをしていると、歩道際に咲き残る薔薇に気がついた。ピンク色の薄い花びらが西陽を透かしていた。 携帯を取り出し、その薔薇を写そうとしたちょうどその時、友人からメー…

南の空の茜色。

12月15日、安曇野の友人からのメールには、「昨日から雪が舞い始めた…」とあった。 続くメールのなかで、友人は、先のメールの中の脱字を訂正してきた。(私は、全く気がつかず、その字を補って読んでいた。) 「NHKのローカルニュースで”John”の綴りミスが…

12月の日曜の午後。

13日午後、町の中央公民館でコンサートが開かれた。そのコンサートのサブタイトルは「希望を音楽にのせて」。 コロナ禍の2020年を、”希望の音楽”で見送ることができるのは、とてもありがたかった。 会場まで、街なかを抜けてゆく。ゆっくりと歩きながら晩秋…

2020年秋:八幡平④

廃墟の先の水辺(位置としては、おそらく「影沼」の北端あたり?) 2020年最後の秋。 一年には365日が詰まっているけれど、そのうち、「秋」と感じ取るのは何日分くらいなのだろう。毎年、毎年、「秋」はやって来て、過ぎていく。結構、それは短い日々。 ま…

2020年秋:八幡平③

落葉の色採り 11月25日…夕方になってから街に出る。イチョウ並木の落葉が、歩道際に黄金色の吹き溜まりをつくっている。 25日?…そうか…三島由紀夫のことをすっかり忘れていた自分に驚く。そして、怖いほどに薄れゆくものは、三島由紀夫についての記憶に限ら…

2020年の秋:八幡平②

黒谷地(くろやち)湿原 (八幡平 11月14日) コロナ感染拡大の不安を感じつつ、旅に出ることの心疚しさ。さらに自身の体調不安も残っていた。 それでも、旅の誘惑に逆らいきれなかった。それほどに、11月の空気の肌触りは格別だ。 長い夏の記憶が遠のき、よ…

2020年の秋:八幡平①

コロナ禍のなか、二度目の旅。家族との旅が続く。 私は力持ちで、荷物持ちとしてかなり役に立つ。なので、旅の道連れとしてできるだけ体調を整えなくては、と思う気持ちが有り余るのか、出発日まで、自信の無い体調への不安が続くことになる。 八幡平へと出…

コロナの大波に…。

引いてはまた返す波。ふだん通りの浜辺では、引き波のあとに返ってくるのは、さっきと同じほどの波。 ただ、コロナ感染の場合、引き波のあとには、先の波より大きくなって返ってくることもある。 およそ3月以来、新聞紙面上の一覧表で、日本と世界の新型コロ…

ブルーンムーンへの願いごと。

2020年10月31日のブルームーン 2020年10月31日の満月は、”ブルームーン”と呼ばれるものだと初めて知った。しかも、願いごとが叶う特別な満月でもあるらしかった。 10月半ばに八幡平で夜空を見上げていた時、頭上を星がサッと流れていった。北から南へ、暗い…