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私の第三十四夜をつづります。

2020-07-06から1日間の記事一覧

「かやり火も ふせげと思ふを こぞの夏 煙のなかに たちぞさりにし」②

【248・349・453の3首】* 『相模集全釈』(風間書房 1991)から_____________________ ~中夏~248 したにのみ くゆる我が身は かやり火の 煙ばかりを こととやは見し (悶々とするばかりで、心がふさいで晴れない我が身は、蚊遣火の…