enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

20171.27

 今朝、早起きして朝焼けを眺めることができた。
 「三文の徳」というより「朝焼けの得」。
 
 私にとって早起きでも、世の中はもうすっかり活動開始の時間だった。
 駅へと急ぐ人は前を向いている。
 空を仰ぐのは、雨を気にする時だけかもしれない。
 私がそうだったから。

 オレンジ色に照り映える海面のような空に、雲の群れが島々のように浮かぶ。
 美しい朝焼けは、夕焼けと同じくらい束の間の贈り物だった。

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1月27日の東の空