enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2017.4.5 【3月27日の旅】

 今思えば、ハノイの町には若い人が多かった。
 そして、何だか明るい眼をしていた気がする。
 道路にはオートバイと車と物売りの人と歩行者とが入り乱れていた。
 その流れは無秩序でありながら、それぞれが絶妙の距離感を保って共存していた。
 ハノイ市街の空気は排気ガスで息苦しかったけれど、人々はそれぞれ一生懸命生きている…そう感じた。
 そうなのだ。ハノイの印象とは、人々がみな一生懸命生きている…そういうものだったと思う。
 そして、何だか明るい眼をしていたのだった。 
 
 短い旅から帰ってきて思う。日本はいつのまにか、息苦しい…生きにくい世の中になっていると。みんな、それぞれが一生懸命生きているうちに、そんな世の中になってしまっていると。

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スンソット洞に集まる船(ハロン湾

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スズメに似た鳥(”シマキンパラ”?)

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アオザイ姿の陶製人形(バチャンの商店街で)

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古い建物①(バチャンの商店街で)

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古い建物②(バチャンの商店街で)