~3月29日…旅の終わり~
花市場から同じ道を戻り、ホテル前を過ぎ、花市場とは逆に南東へと進む。
旅の最後に訪れたのは、鎮国古寺。西湖に突き出た細い枝状の半島に建っている。
旅の最後に訪れたのは、鎮国古寺。西湖に突き出た細い枝状の半島に建っている。
薄曇りの空に伸びる高い仏塔を目指し、湖沿いに歩く。
その十一重の仏塔は、入れ子状の小祠を順繰りに積み上げたような形だった。
その十一重の仏塔は、入れ子状の小祠を順繰りに積み上げたような形だった。
全体のシルエットは中国的な、と言えばよいのだろうか(中国も訪れたことがないのだけれど)。
日本の仏塔のイメージに重なるのは、バリ・ヒンドゥーの祠堂(メル)のほうかもしれない…そんなふうにも感じた。
朝の西湖のほとりでは、人々がそれぞれの時間を過ごしている。
水の広がりは都市の歴史、生命力とつながっている…これまでの旅でも、そんなふうに感じることが多かった。
水の広がりは都市の歴史、生命力とつながっている…これまでの旅でも、そんなふうに感じることが多かった。
思えば、3月25日の空港で “ハノイ 河内”
という表示を初めて見たのだった。
花市場からの帰り道で①
花市場からの帰り道で②
ごく淡いピンク色の花
濃いピンク色の花
籠の鳥
鎮国寺の仏塔
旅の最後に写した花