enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2017.8.1

 7月25~26日、気の置けない相棒の誘いに乗って、長浜~彦根伊吹山の旅に出かけた。

 そもそも、ということでは、旅は一人旅が好きだ。
 旅の空は一人で見上げてこそ、という気持ちがどこかにある。
 それでも、気ままで偏った一人旅の合間に、友人や相棒に誘われれば、できる限り、出かけようと思う。偏狭で気ままな一人旅も、同行者のある旅も、今となっては貴重な旅の機会なのだ。

 二日間の旅空は、薄い雲のカーテンでおおわれ、時折、青空が慌しく広がったりした。
 梅雨明けの厳しい陽射しがない代わりに、じわじわと蒸し続けられて、海の新鮮な風が恋しかったりした。
 それでも、竹生島への短い船旅も、彦根城天守閣からの眺望も、伊吹山の花たちも、充分に愉しんだ。何より、旅の予定をこなせることが嬉しかった。何とささやかな達成感だろう。    ≪続く≫

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竹生島クチナシ:修復中の唐門のそばで”まだ”咲いていた。バタークリームで作られたような肉厚の花びら。

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大通寺のハス①(長浜市

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大通寺のハス②(長浜市

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彦根城天守閣から見る竹生島ひょっこりひょうたん島のような、前方後円墳のような、まとまりのあるシルエット。

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醒ヶ井のザクロ(米原市):涼しげなバイカモが咲く地蔵川のほとりで、鮮やかな朱色がひときわ目立っていた。

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