そもそも、ということでは、旅は一人旅が好きだ。
旅の空は一人で見上げてこそ、という気持ちがどこかにある。
それでも、気ままで偏った一人旅の合間に、友人や相棒に誘われれば、できる限り、出かけようと思う。偏狭で気ままな一人旅も、同行者のある旅も、今となっては貴重な旅の機会なのだ。
二日間の旅空は、薄い雲のカーテンでおおわれ、時折、青空が慌しく広がったりした。
梅雨明けの厳しい陽射しがない代わりに、じわじわと蒸し続けられて、海の新鮮な風が恋しかったりした。
大通寺のハス①(長浜市)
大通寺のハス②(長浜市)