enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

今日元気が出たこと二つ。

 時に、『疲れた…もういい…もういい…』と心がつぶやく。何もかもに、そんな気持ちになる。
 軽薄で投げやりな老人のいっときの気分。ただのわがままな気分。
 みな、生きている限り、生きなければならない。
 情けない老人は、気を取り直し、折り合いをつける。
 たいていは、ちょっとしたことに生きる励みをもらう。気を取り直す。そして、ささやかな折り合いをつける。その繰り返しだ。
 今日の私は、二つの元気をもらった。立憲民主党・枝野議員から。そして、鶴見で聴いた講座から。
 
 情けない老人のわがままな気分が許されるのは、たぶん人生最期のその時なのだろう。
 「もういいよ…」と許される時が来るまで、情けない老人は、毎日、まわりから元気を分けてもらって生き続ける。