enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2018.7.31

 あぁ、せめて立秋が待ち遠しい…そう思いながらすでに7月31日。
 午後になればごろんと寝転んで、あとどのくらい、暑い/\と過ごせば秋になるだろうかと思う日々が続いた。
 それでも、今日は南風がひっきりなしに吹き込んだ。
 それも、どこかかすかに冷気を含む南風だった。
 風の道に寝転び、すっかりうたた寝して眼を醒ますと、あいかわらず大きな南風が吹き込んでいた。
 カーテンは思い切りふくらみ、羽ばたいている。
 こんな風を眺めてぼんやりする。夏の風…。

7月31日の風
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