enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2019.1.23

 新しい年も一月末近くまでくると、とりとめのない時間、煤けた生活感がもどってきて、楽な気持ちになる。 
 なぜかは分からないけれど…だいたいは分かっているのだけれど…、毎年、暮れやお正月が無ければどんなに良いだろうと思うのだ。子どもの頃はあんなに楽しみな季節だったのに。
 そんなに楽しい季節は二度と戻ってこない。そして、その懐かしい季節の思い出は、いよいよかけがえのないものになるのだろう。
 思い出の季節は、もう二度と経験できないのだし、これから、新たな思い出の季節が巡ってくるとも思われないのだ。今となっては、とりとめのない時間、煤けた生活が居心地良くなってしまっているのだ。

夕陽を反射する街①(1月22日)
イメージ 1

夕陽を反射する街②(1月22日)
イメージ 2