enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

このまま秋に?

 

22日から、朝方の室温は27度台が続いている。
23日午後は、茅ヶ崎のフラの会場から外に出ると、土砂降りになっていた。濡れ鼠になった腕や足元…この季節の夕立とは思えない肌寒さを感じた。

そして昨日今日と、いつものベランダの空気にも、乾いた澄んだ気配を感じた。
『このまま秋に?』と思った。

暦では「処暑」を迎えたのだった。 
秋になったら、山の空気をいっぱい吸いたい。秋の風が渡ってゆく尾根道を歩きたい。

思えば、6月半ばに痛めた足に自由を奪われて、夏空を仰ぐゆとりもなく、地面を踏みしめるように過ごした2ヶ月だった。

処暑」…その言葉をそのままに実感する頃、足の痛みもほとんど気にならなくなっていた。
虚しかった夏の日々から一日も早く抜け出して、次の季節に向かいたい。

     

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       秋の空気を呼びこんだ?土砂降りの雨(8月23日 フラの会場で)

 

         フラの会場で貰ったレイ  
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(23日、姪とその娘が習うフラの発表会に誘われ、茅ヶ崎に出かけた。
午後の短い時間、見知らぬ南の島の波や風、山や花…クチナシKiele…や月を思い描いて過ごした。
再び聴くことになった♪ Malama Mau Hawai'i ♪ は、なつかしい曲になった。
そういえば、いつも足の治療を受けながら聴く曲のなかにも、ハワイアン・ミュージックが流れていたことを思い出す。
茅ヶ崎で楽しんだフラの音楽と舞踊…私にとって、この夏唯一、夏にいやされた時間だった。)