enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

空耳だったろうか?

 昨日、急展開した事態の行方が気になっていた。

今朝、その件についての報道を耳にした。
萩生田文科大臣が、「あいちトリエンナーレ 2019」の補助金全額を交付しない、とする内容の発表をしたという、その報道だ。

しかし、一瞬にして流れ去った文科大臣の言葉に、まさに耳を疑った。

『トリエンターレ?』

それは、最近、聴力にも自信がなくなってきている私の空耳だったろうか? 

しかし、「トリエンターレ」と聞き取れたその言葉が、頭のなかで繰り返されるのだった。
何ともいえない思いで、電子署名と募金の活動に参加した。
そして愛知県知事宛の葉書も書いた。
憤りを鎮めるために。そして東京でのデモに参加する代わりに。
(他県の知事宛に、「表現の不自由展・その後」が中止された時に続いて、2通目の葉書を出すことになるとは…。)

いったい、日本はどうなってしまうのだろうか?
あれは私だけの空耳だったろうか?