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私の第三十四夜をつづります。

”海と夕焼”

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”海と夕焼”(2020年1月11日16時52分)

2020年1月11日。
夕刻の報道のなかで発せられた「亡国感」という言葉が異様に、そして切実に響いた。

台湾の人々がその言葉から聞き取る響き・意味合いと、日本の私が受け取るイメージとが、どのように重なり、どのようにずれるのかは分からない。

しかし、私の中にも「亡国感」の響きに見合うものが存在する。そんな感じのものが、とぐろを巻いて、日々、苛立ちに身をくねらせていることに気がついた1月11日。