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私の第三十四夜をつづります。

世界の人々にとって”失われた2020年”に?

 

”2020年”という年が、4月1日現在に至るまで、こうした展開になってゆくとは…。

1月…年始は穏やかな良い天気が続いた。
15日出発の家族とのミャンマー旅行、そして25日からの友人たちとの草津行きに備え、体調に気をつけて過ごした。
新型コロナウィルスはまだ、日々の暮らしに姿をあらわしてはいなかった。
29日夜の上京では、インフルエンザを気にしてマスクをしていた。
31日の映画館でも、しっかりとマスクをした。
ただ、これがインフルエンザを気にしていたのか、それとも新型コロナウィルス感染を意識したのか、よく覚えていない。

そして2月…友人とのメールに、”コロナ”や”マスク”の言葉が混じるようになった。

3月に入って、カレンダーに書き込まれていた予定がしだいに失われていった。

2020年の三か月の時間が過ぎ去った今、私たちは”失われた2020年”を過ごしてゆくのだな、と感じている。
そして閑居する小人は、『これからどうやって過ごすべきなのか?』と、ぼんやりした頭で思いめぐらしている。

この瞬間も、世界で、日本で、ウィルスとの闘い、のっぴきならない闘いに直面している人々がいるのだ。

”失われた2020年”…小人には何ができるだろう?

 

人魚姫の公園に咲く花(3月31日)

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