enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

3月~4月の土曜日の数字を眺めてみる。

 

f:id:vgeruda:20200425214855j:plain

4月24日の平塚海岸入り口で

思えば、今春3月の初め、草津温泉に出かけたのが最後の遠出だった。

その後の巣ごもり暮らしのなかで、”国内の新型コロナウイルス感染者”の新聞記事(都道府県別感染者数・死者数などの一覧表)”を毎日切り抜くようになった。

そして、じきに5月を迎えようとする今、溜まった切り抜き記事の数値の動きを、土曜日毎で眺め直している(同じように再びいつの日か、『朝日新聞』のこれらの切り抜き記事を眺め直す時がくるように思う)。

【『朝日新聞』のこれらの記事の数値は、「都道府県の発表」に基づき、また「総数には厚労省の発表も含む」とされている。また4月18日以降、感染者数にクルーズ船の乗客を含めないように変更されている。】

_____________________

       国内感染者総数       死者

3月7日(土)    1,113                    12
3月14日(土)  1,422          28
3月21日(土)  1,727          43
3月28日(土)  2,231          62
4月4日(土)    3,843          88
4月11日(土)  6,898           133
4月18日(土) 10,569             207
4月25日(土)    13,576                               358
_____________________

 

このように、3月~4月の8回の土曜日の数字の動きを大まかにとらえれば、感染者総数は約12倍に、死者は約30倍に、と桁違いに増えていることになる(4月18日以降、データの採り方が変更されているので、あくまでも大まかな動きなのだけれど)。

市中感染の広がりが心配な今、これから5月、6月と、土曜日毎の数字を再びふり返った時、その数値はどのような動きを示しているのだろうか、と思う。

そして、この2020年という特異な年を、私たちが改めてきちんとふり返るようになるまで、どれだけの日々が必要なのだろうか、と思う。

【追記】今朝(26日)になって、表下の文章が途中で脱落していることに気がつき、追加・修正しました。

*なお、今朝閲覧したジョンズ・ホプキンス大学 HP の「 COVID‐19‐Map 」 によれば、2020年4月26日午前現在の数値は次のようになっている。
(日本にほぼ近い確認例を示すメキシコ・チリの数値も並べてみた。)

       確認例      死者

メキシコ   13,842      1305
日本     13,231        360
チリ                12,858                       181