思えば、今春3月の初め、草津温泉に出かけたのが最後の遠出だった。
その後の巣ごもり暮らしのなかで、”国内の新型コロナウイルス感染者”の新聞記事(都道府県別感染者数・死者数などの一覧表)”を毎日切り抜くようになった。
そして、じきに5月を迎えようとする今、溜まった切り抜き記事の数値の動きを、土曜日毎で眺め直している(同じように再びいつの日か、『朝日新聞』のこれらの切り抜き記事を眺め直す時がくるように思う)。
【『朝日新聞』のこれらの記事の数値は、「都道府県の発表」に基づき、また「総数には厚労省の発表も含む」とされている。また4月18日以降、感染者数にクルーズ船の乗客を含めないように変更されている。】
_____________________
国内感染者総数 死者
3月7日(土) 1,113 12
3月14日(土) 1,422 28
3月21日(土) 1,727 43
3月28日(土) 2,231 62
4月4日(土) 3,843 88
4月11日(土) 6,898 133
4月18日(土) 10,569 207
4月25日(土) 13,576 358
_____________________
このように、3月~4月の8回の土曜日の数字の動きを大まかにとらえれば、感染者総数は約12倍に、死者は約30倍に、と桁違いに増えていることになる(4月18日以降、データの採り方が変更されているので、あくまでも大まかな動きなのだけれど)。
市中感染の広がりが心配な今、これから5月、6月と、土曜日毎の数字を再びふり返った時、その数値はどのような動きを示しているのだろうか、と思う。
そして、この2020年という特異な年を、私たちが改めてきちんとふり返るようになるまで、どれだけの日々が必要なのだろうか、と思う。
【追記】今朝(26日)になって、表下の文章が途中で脱落していることに気がつき、追加・修正しました。
*なお、今朝閲覧したジョンズ・ホプキンス大学 HP の「 COVID‐19‐Map 」 によれば、2020年4月26日午前現在の数値は次のようになっている。
(日本にほぼ近い確認例を示すメキシコ・チリの数値も並べてみた。)
確認例 死者
メキシコ 13,842 1305
日本 13,231 360
チリ 12,858 181