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私の第三十四夜をつづります。

10年後 … ?

 

21日 … 夏至の日の夕方、家族は部分日食を見に、海へと出かけていった。

一緒に行きそびれた私は、少し後悔することになった。
あとから街に出てみると、梅雨らしい薄曇りの空も外気も、それは心地よかったから。
『買い物など後回しにして、海に行けばよかった…』
しばらくすると、携帯が鳴った。

「日食、撮れたよ。ちょうど雲が途切れて…」

夜になって、各地の日食のようすを伝えるニュースが流れた。
どうも、次に日食を眼にする機会は10年後…ということらしい。

『10年後 … ?』

10年後 … 確かなことは、現在のコロナ禍が、”はるか10年前の出来事”になっていること。
その頃には、現在の中央政権も、東京や大阪といった地方政権も、はたまた、世界の首脳陣の顔ぶれも一新されていること(ロシアについてはいざ知らず)。

10年後 … 残念なことに、何よりも自分たちについては、確かなことは何も分からないのだった。  

『10年後 … ?』

私たちは、どこで、何を観て、何を聴いて、何を感じているのだろう…。

 

 

部分日食(2020年年6月21日16:54、家族が撮影した写真から)

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f:id:vgeruda:20200622150627j:plain  六月の浜辺で①(ハマユウ) 

 

f:id:vgeruda:20200622150706j:plain 六月の浜辺で②