「こんにちは! 写真を撮っていいですか?」→「はい、もちろんです!」
「撮りま~す! ありがとう!」→「ありがとう!」
日々、COVID‐19感染者数が増加するなか、旅に出ることになった。2020年になって4回目の旅だ。
(物見遊山と一目でわかるリュックを背負って電車に乗るのは半年ぶりとなる。心の内で、あれこれ言い訳を試みる。家族がこの旅を決めた6月下旬、全国の感染者数は50人前後だったのだ…東京以外の地域は落ち着いた印象だったのだ…と。しかし、その後、感染増加の勢いが増してゆく。ついに8月初めには、全国で1500人を超えるまでに広がった。そんな状況のなかで、首都圏から北海道へと出かけてよいのだろうか? しかも"go to キャンペーン”の是非が問われているさなかに? いろいろな意味で身構えずにはいられなかった。)
それでも、36年ぶりに富良野のラベンダー園を再訪して、その様変わりに戸惑ったり、今回初めて眼にした十勝岳・美瑛岳・旭岳の姿に心躍らせたり、いつのまにか、コロナ禍の憂鬱と怖れからも、また出発前の葛藤からも解放されていった。
そんな旅の記憶をとどめる形として、撮りためた写真を順に貼っておこうと思う。
~青い美瑛川と断崖の地層から流れ落ちる”白ひげの滝”~
~十勝岳火山砂防情報センターで~
~早朝の白樺遊歩道で~
~早朝の美瑛岳と”青い池”