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私の第三十四夜をつづります。

アルバム②:旭岳の西麓で(東川町)

f:id:vgeruda:20200809123212j:plain2020年8月3日の旭岳(ロープウェー「姿見駅」方向から)

 

およそ半世紀前(1970年頃?)の夏休み、友人と二人、北海道周遊券を手にして旅に出た。
本州から青函連絡船で北海道に渡り、道南~道央~道東各地のユースホステルを経巡る、人生初めての長旅となった。

道央では層雲峡ユースに泊まり、大雪山黒岳に登った。
(願望が記憶へとなめらかにスライドしてしまう私の”いつもの信用ならない記憶”によれば…頂上付近の岩陰で初めてナキウサギを見た…)。
当時の私たちは富良野のラベンダーを知らなかったし、大雪山西麓の旭岳を訪れることもプランにのぼらなかった。

今回、ロープウェーに乗り、旭岳の足元まで近づくことができた。
その地獄谷の噴気孔からは、白い水蒸気が勢いよく噴き出している。カムイミンタラ(神の庭)に響きわたる噴出音は、活火山の奥深い生命力を想起させて、一瞬、私のトロトロの脳味噌を活性化させた(再びコロナ禍の気だるい日常に埋没している今、あの間断なき噴気音を励ましのように思い出している)。

 

 ~旭岳西麓で出会った風景~

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