23日の日曜日は「処暑」。この日を、すがるような気持ちで迎えた。
そして確かにこの日、海辺の町へと吹き込む風に、かすかな冷気が含まれるようになった。
生温かな風に混じりこんでいる冷気を探し当てる…それは、かすかなのに、確実に冷ややかだ。
それにしても、これはいったい、どこで生まれた冷気が運ばれてくるのだろう…と思う。遠くの海上では、台風が生まれているはずなのに。
次の”二十四節季”は「白露」なのだという。
育ってきた国の漢字の言葉、漢字の文化の滴りにすがる2020年夏。
8月24日の海:ここならマスクが外せるね…波がつぶやく(そう聞こえたことにする)。
8月24日の空:やや、黒ずんだ雲が広がる。帰り道ではパラパラと雨粒が落ちた。
波打ち際に残る”お絵かき”:波を背にして描かれていた。かわいい。
浜辺の砂玉と小石:この先で、きれいな黄緑色の小石も見つけた。