コロナ禍という檻のなかで、思わず目が輝くような素敵なことに遭遇する機会はとても少ない。
でも、今朝、思わず目が躍った。
スタジオジブリの作品の場面写真で、「常識の範囲で」自由に使えるものが公開されたのだ。
飛びつくような気持ちで、私を誘惑するいくつかの場面写真…水や水面が美しく描かれている場面…をPCにダウンロードした。
(『ジブリさん、ありがとう。綺麗な水の場面の絵を「enonaiehon」に迎えることができました。』)
~『千と千尋の神隠し』から~
透き通った水の中にレールが沈んでいる風景…、かつてどこかで、これと同じ世界に迷い込んだ記憶がある。だから、この水の表現に心が吸い込まれてしまう。なんて美しい世界。
(今回、”カオナシ”の喉元にカエルが透けて見えることに、初めて気がつく…。”カオナシ”は不気味で切なくて哲学的な存在だ。)
生命は透過されない?
この電車に乗って、どこまでも果てしない透き通った水面を滑っていきたい。
でも、この場面を思い出せない…。
~『思い出のマーニー』から~