2020年がこうした一年になるとは…。
2020年のどん詰まりの夜に、想いはヒュンと飛んでゆく。
地球上のみんなが、きっと今頃、同じ想いを少なからず共有しているんだろうな…と。
凶悪な”コロナ共有実感ウイルス”は、”格差と分断ウイルス”の感染力をはるかに凌駕しているように見える。
2020年、”コロナ共有実感ウイルス”は地球規模で”感染””が広がってしまった。
この一年の間に、多くの人々がその共有実感を保有するに至って、今、2020年末を迎えているのだ。
共有実感の皮肉な蔓延とは言えるけれど、みんなで実感を共有することで、受け持つ恐怖はいくばくか軽減されているようにも思う。
いや、それは甘い慰めだろうか?
もしかすると、この共有実感にさえも”格差と分断ウイルス”が重なるようにはびこり、恢復への道のりをややこしいものに捻じ曲げてしまうのだろうか。
2020年に”コロナ共有実感”を保有するに至った私たちが、2021年には、どうか、賢くも正しい道のりを探し当て、お互いを恢復し合うことができますように。
12月30日の海①
12月30日の海②
12月30日の”月の道”(真鶴駅から見る相模湾上の月):家族から貰った写真。