enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

浜辺で見つけたもの

 

26日、昨日の気持ち良い外歩きの続きをしたくなって海に出かけた。

浜辺には、釣りをする人、貝拾い?をする人の姿。

そういえば一昨日も風が強かったので、いつもより貝が打ち寄せられているかもしれない。私も久しぶりに波打ち際を探してみた。

『?…!』

もしかしてこれは軽石?と、小さな石を拾い上げる。
(福富岡ノ場のものなら「黒っぽい、”チョコチップ”と呼ばれる粒々のガラスと少し透明な斜長石」が特徴らしい。どうもそれとは違うような…。)

そんな眼で漂着物を眺めていると、綺麗な貝も見つかった。
(いつもなら欠けた貝が多いけれど、まだ新鮮な?二枚貝や巻貝〔キシャゴ?〕も流れ着いていた。)

しばらくして辺りを見上げると、周囲に人影が無くなっていた。
ゆっくり渚沿いに歩いてゆくと、砂浜にシンプルなメッセージが残されていた。

「HELLOW 2022 ♡」

さっきまで波打ち際にいた若い人だろうか。もうすぐ訪れる新しい一年に向かって、明るい挨拶を投げかけている。

『いいな…。私には無いな、こんなメッセージ…』と思った。

 

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風紋を横切る小さな足跡f:id:vgeruda:20211127204506j:plain

 

11月26日に拾った小さな貝と小さな軽石
右上の白くて薄ぺったいものは「~カシパン」という種類のものらしい。
真ん中にハッキリと桜の花びらの文様が浮かび上がっていて美しい。

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