昨夜の月を眺めた人は、いつにもまして澄んだ光に心動かされただろうと思う。 『能因集』から月を詠んだものを二首。 「222 命あれば 今年の秋も月は見つ 別れし人に逢ふよなきかな 」 「69 月はなほ あはれとものを思ふなり つれなき人は見ぬにやあるらむ …
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