enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Tさん、貴方にもう一度会いたかった。

これまで、”enonaiehon”のなかで、二人の「Tさん」への想いを記したことがあった。 最初に記した「Tさん」は、亡くなってから四半世紀近くの年月が経った。友人の夫であった「Tさん」には一度会っただけだった。だから、「Tさん」への献花式に並んだ人々…

ベランダの白いスミレたち

温かくなって、ベランダのスミレたちが次から次へと咲きはじめた。顔を近づけると、ほのかに甘い匂いがする。 なんていい匂いなの? なんて小さいの? 白く小さな花たちを眺めていると、気持ちがやわらいでゆく。 その一方で、幼い葉やうつむいた花の首筋に…

メモ:相模国府域内:飛雲文軒平瓦・単弁六葉蓮華文軒丸瓦 出土地点

2月26日の現地見学会、その後、4月の速報展で眼にした”六ノ域遺跡第20地点出土の珠文縁飛雲文軒平瓦”について調べるなかで、相模国府域内の「飛雲文軒平瓦」と「単弁六葉蓮華文軒丸瓦」の出土について、メモをまとめた。 ~疑問点~・両者はなぜ国府中枢域で…

発掘速報展:六ノ域遺跡第20地点

先月3月20日、平塚市博物館春季特別展『掘り起こされた平塚Ⅳ-姿をあらわす遺跡たち-』に出かけ、昨日は再び、その会場に足を運んだ。(考古分野として実に久しぶりの特別展は、これまでにない新鮮な見せ方で展開していた。おかげで、干からびて蜘蛛の巣が…