enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

”胃痛・頭痛メモ”

9月も終わってゆく。 9月になって、待ちかねた涼しさにホッとするうちに、胃のあたりが、いつにもましてドロドロ・モヤモヤとぐずつき始めた。きっと、長かった暑さが胃に応えたのだと思い、手っ取り早く市販薬に頼ることにした。食事もお粥に切り替える。日…

唐突な葉書を出して。

3月からの巣ごもり暮らしのなかで、何通かの葉書を書いた。 遠くに住む人、近くに住みながら久しく会えない人の姿が、停滞した時間の波間に時折り浮かび上がった。その人にあてて、絵葉書の裏の半分のスペースに懐かしい気持ちを短く綴った。 昨日も、近くに…

「なんて素敵なプレゼント!」

コロナ禍という檻のなかで、思わず目が輝くような素敵なことに遭遇する機会はとても少ない。 でも、今朝、思わず目が躍った。スタジオジブリの作品の場面写真で、「常識の範囲で」自由に使えるものが公開されたのだ。 飛びつくような気持ちで、私を誘惑する…

9月半ば…雲間の向こうの光。

年老いて、いつのまにか澄んだ瞳、輝く瞳、まっすぐな気持ちを見失った今だからこそなのか、いつのまにか光を失った国の現実の姿を日々、まざまざと目の前に突きつけられて気が滅入ってくる。 今こそ、明るい瞳、未来や世界が広がってゆくような瞳を持つ人に…

新しい季節は?

平塚海岸から見る9月8日の夕焼け どこかで期待していた。政治の季節が新しく移り変わる気配を。 現実には、ほとほとうんざりの残暑が終わりそうもないのだった。(鬱陶しく居座り続ける気圧配置が恨めしい。) 野分の季節。 台風一過。 抜けるような青空。 …

”一房の葡萄”の向こうに。

ヒヨドリの雛(8月9日) ベランダの前に鬱蒼とはだかるカイヅカイブキ。今夏、その緑の奥から、ヒヨドリの雛が巣立った。 8月は、来る日も来る日も、ほとほと暑かったし、熱かった。毎日、グツグツと煮え立つシチュー鍋か、空焚きしたフライパンの上で暮…

終わっちゃいなかった。

喜びの感情は短い。あっという間に消えてゆく。喜びの感情や幸福感より、悲しさ、口惜しさ、怒りの感情のほうがずっと長続きする。なぜだろう? 生き残るため、生き延びるためには、そちらのほうが都合がよいのだろうか? つかの間の喜び。 例えば…古い映画…