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私の第三十四夜をつづります。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

再び出会う

29日、東京に出かけた。 学生時代の友人たちと3年ぶりに逢い、2時間ほどを過ごした。 3年の間、それぞれに年を取り、さまざまなことを経たとしても、みな、そうは変わらない。 そうは変わらずに、再び出会い、短い時間をともにする…それだけで充分に嬉しい。…

2018.10.23

10月もあっというまに終わってゆく。 一昨日、横浜からの帰り道で見上げた空には十三夜の月があった。 さまざまな場所からさまざまな人が眺める…その白さ、その光。 地球から注がれる私たちの眼差しを受けとめ、あまねく光り輝き返す月は特別に近しい星だ。 …

2018.10.21

21日朝、横浜に出かける前に、近くの店に買い物に行った。 信号を待ちながら見上げた空、街角の空気…どこかに冬が潜んでいるような気配があった。 安曇野の友人のメールにも、今朝は4℃まで冷え込んだ、と書かれていた(北アルプスの麓の朝はすでに震える寒さ…

『ルバイヤット』

私の小さな住所録の見返しには、伊東静雄の詩集『夏花』から書き写した詩文がメモされている。 (新しい住所録に換えると、同じようにその詩文を書き写してきた。) __________________________________________…

オスプレイの飛行

10月12日16時22分、家族が平塚海岸から撮影。 東の空を飛行する米海兵隊のオスプレイ2機。 平塚で私たちが見上げる空を、オスプレイというものが飛ぶようになった・・・。 〔神奈川県HPより〕_______________________________…

子易・中川原遺跡:6-3工区の1号墳

6日午後、子易・中川原遺跡(伊勢原市)の現地説明会に出かけた。 鈴川左岸域での古墳発見に続いて、今回初めて、右岸段丘面でも古墳2基(1号墳・2号墳)が発見されたという。 何回も通った調査地域に着く。 まず、チョコレート色の土と白い石のコントラスト…

笛吹川左岸の三寺を巡っての感想

1日、山梨県を訪ねて、笛吹川左岸域に残る大善寺、放光寺、福光園寺を巡り、いつものように、頭の中で妄想が飛び交った。 一番に感じたのは、それぞれのお寺に、固有の歴史的な時間が土着?していて、空間的変容を加える過激な力から寺々を守っているのでは…

笛吹川左岸の仏たち

10月1日の朝、台風一過の青空が広がった。 待ちに待った朝…山梨県に残る慶派・円派の仏師の手になる仏像、そして”蓮慶”作とされる仏像を訪ねるツァーに参加する日だった。持って来いの天気だった。 しかし…台風の爪痕について能天気でいたのは間違いだった。…