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私の第三十四夜をつづります。

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「ピース」が咲いていた。

4日ほど家を留守にしている間に、人魚姫の公園の「ピース」はすでに満開になっていた。 カナリアに似た黄色のとても大きな花。外側の花びらの縁には細く紅色がさしている。そして淡い香り。 「ピース」は、やわらかく、おおらかに咲いていた。 「ピース」の…

薔薇色のなかの人魚姫。

4月も後半…春の風を受けて、公園の人魚姫が優しい目をしている。そんな彼女を囲んで、公園の薔薇たちが色とりどりに咲きはじめ、それぞれにささやきかわしている。『今年は早く目が覚めて…今日もあたたかくてさ…気持ちが良くて…ほらね…みんな元気そう!』 夕…

春の「しおさいの森」で。

15日、家族に誘われて「しおさいの森」まで花を見に出かけた。 急にあたたかくなったからだろうか、身体がだるく、足も重い。黄砂もまだ飛来しているのかもしれなかった。 海風を受けとめてうねるように伸びて群れなす松たち。その林の片隅にひっそりと咲い…

黄砂の一日。

12日夜、何か月ぶり、いや半年ぶりだろうか、久しぶりに喘息の吸入薬を使った。翌13日、黄砂で煙った大山のシルエットを気にしながら、市内の”徳川家康ゆかりの地”(清雲寺~日枝神社~中原御殿跡~善徳寺など)をめぐり歩いた。 観光協会のガイドさんやお寺…

5月14日までにどうぞ。

今、平塚市博物館で春季特別展『ゼロからの湘南地学入門』が開催されています。 202303_zero.pdf (hirahaku.jp) 石ころが好きな人、化石や恐竜に夢中な人、地層に興味のある人、そして、山や海や川によく出かけてしまう人は、ぜひこの特別展に足を運んでほし…

希望の無い未来?

今朝、朝刊のコラムを読み、そういえば私も同じような違和感をもっていたことに気がついた。 そのコラムでは、ほぼ死語であるような「同志国」という言葉が、今さらのように政治の場で闊歩しはじめていることへの不気味さが語られていた。 そして、その不気…

4月の高麗山へ。

4月3日、春の陽気に誘われて高麗山に向かった。 ホトトギスにはまだ早く、桜にはやや遅く…でも八俵山のあの樹々たちが待っていてくれるように感じたのだ。 八俵山の樹々たちは春の花に囲まれていた。嬉しくなって写真をたくさん撮った。 4月の高麗山 高来神…

ベランダのシロスミレ、「立石寺」のタチツボスミレ

家族との旅(作並温泉~立石寺)から帰ると、出かける前はまだ蕾だったベランダのスミレが、パッと一斉に花開いていた。 旅先でも、やわらかな苔の上で愛らしく育ったスミレに出会った。短い旅のなかで出会い、心慰められた花や風景など、思い出の写真をいく…