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私の第三十四夜をつづります。

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

この頃、思い出すセリフ

「アドルフ、よくやった。君は左を斬り、返す刀で右を斬ったのだ。」 2017年秋、なぜこのセリフが脳味噌の奥から聴こえてくるのか、分からない。 アドルフは誰なのか、それ以上にクルップは誰なのか、分からない。 大真面目で、それでいて、あとからふり返れ…

10月22日の月は?

なぜだろう、最近、国鉄分割民営化の流れが進んでいた頃の”社会の空気”はどんなだったろうと、ぼんやりと思い出すことがある。 その頃、職場の仲間たちとともに立ち向かっていた壁は大きく、土台は堅固なものとして感じていたと思う。 その壁には、それなり…

2017.9.26

2017年の夏を過ごしたのは、こんな秋を迎えるためだったのか…。 としても、あきらめることはない。 季節はとどまらないのだから。 あきらめない。 そのとき、そのときの季節を、それぞれ、それぞれの時間を生きる。 歩道のハゼラン(三時草)

2017.9.22

21日夕方、海に近い次兄の家に葡萄を届けに出かけた。 途中の公園では、白いフヨウの花が斜めの光を浴びて涼しげだった。夏の終わりの光、秋の光。 次兄の家に通う道筋は、母のかつての家(私が生まれ育った家)の近くを通るけれど、引越しのあとは一度も眼に…

「野党は臨時国会冒頭に、内閣不信任案を提出すればよいのではないか。」

”総理私邸での会談”を終えた連立与党代表者が、黒塗りの車で立ち去る場面をTVの報道で見たばかりだった。 いやな気持ちがした。 平安時代中期頃、律令政治の衰退とともに、”政務の中心の場は国庁から国司の館へと移ってゆく…”といった歴史的な絵柄。 これま…

最初に記憶した木

夏に琵琶湖と伊吹山を旅してから2ヶ月近くたった。 最近になって、その旅の景色の空白を埋めるような写真を何枚かもらった。 (琵琶湖畔に泊まった翌朝、カメラを置き忘れて散歩に出てしまった。それを埋め合わせる写真だった。) そのなかにポプラの木…たぶ…

2017.9.13

今日、うれしかったこと。 横須賀美術館のツイートで、空いっぱいにコンパスで引いたような虹の写真を見たこと。 (私も見たかったなぁ…平塚の海にもかかっていたのかなぁ…) 今日、うれしかったこと。 久しぶりにきれいな夕焼けだったこと。 9月13日の夕焼け

2017.9.12

9日午後、平塚市博物館に出かけ、夏期特別展の記念講演を聴いた。 夕方まで、新鮮な”別世界”のなかをさまよい、とてもリラックスした時間を過ごした。 (休憩時間に石好きの友人から”居眠りしないように”と注意された。リラックスし過ぎだった…。) 講演会の…

2017.9.7

昨日の朝、姪からの電話。 「これから、すご~く美味しいものを届けにいきますから!」 姪の声はいつものように笑っている。40代半ばになっても、小さい頃のつぶらな瞳のままの姪。 届けられたのは”緑色のブドウ”。 シャイン・マスカットという品種なのだと…

2017.9.2

台風を遠く感じた。それでも澄んだ青い空は、やはり台風一過の空に違いなかった。 じくじくと、ひりひりと、どうにもならない自己嫌悪の毒素さえも、一瞬、かき消されてしまいそうな空。 私にも平等に青空が広がっているのか…。 洗濯物を取り込もうとベラン…