enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

この頃、思い出すセリフ


「アドルフ、よくやった。君は左を斬り、返す刀で右を斬ったのだ。」

2017年秋、なぜこのセリフが脳味噌の奥から聴こえてくるのか、分からない。
アドルフは誰なのか、それ以上にクルップは誰なのか、分からない。

大真面目で、それでいて、あとからふり返れば、きっと物悲しいドタバタとした政治劇が、今繰り広げられているように見えるからか…。

アドルフのような政治家、クルップのような政商は、繰り返しよみがえり、そして戦争は、繰り返し準備されるのだろう。
あの時、私は正しい選択をしたし、人々は「中道」を選択したはず…たとえ、そう信じていたとしても。