enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

10月22日の月は?

なぜだろう、最近、国鉄分割民営化の流れが進んでいた頃の”社会の空気”はどんなだったろうと、ぼんやりと思い出すことがある。
その頃、職場の仲間たちとともに立ち向かっていた壁は大きく、土台は堅固なものとして感じていたと思う。
その壁には、それなりの柱が何本も打ち込まれていたようなイメージを、自分なりにつくりあげている。

今の社会そして政治は?と言えば、そんなイメージは無い。
かつてあったはずの土台は液状化し、砂上の政治空間を囲む壁の柱には筋の通らないゴム柱が選ばれ、その劣化を見せつけながら社会を底無し沼へと引きずり込む…あえてイメージすれば、そのような姿が浮かび上がってくる。

今朝も友人とメールを交わす。
怒りを共有し、あきらめない…私たちにできるのは、それだけなのだろうか。
私たちがよって立つべき土台を作るには…。
どうすれば、いいのだろう…。

9月26日の月:10月22日の月は、昨夜の月よりも細いはず。どんな気持ちで眺めるのか。
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