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私の第三十四夜をつづります。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

それでも。

3月初旬からの巣ごもり暮らし…ほぼ2か月経ったのか…。 体調の悪い日はあっても、日常生活のルーティンをこなすことができているのはありがたいことに違いない。望まない。やり過ごす。自分にかまけているだけの暮らしだ。 しかし、日々の報道に接するなかで…

3月~4月の土曜日の数字を眺めてみる。

4月24日の平塚海岸入り口で 思えば、今春3月の初め、草津温泉に出かけたのが最後の遠出だった。 その後の巣ごもり暮らしのなかで、”国内の新型コロナウイルス感染者”の新聞記事(都道府県別感染者数・死者数などの一覧表)”を毎日切り抜くようになった。 そ…

四月の虹

18日土曜日の朝。雨はまだ音を立てて降りこめている。時折、台所の換気扇あたりから、風の小さな唸り声が響いてくる。 ひどい天気…それでも、ネット上で雨雲レーダーを見てみると、夕方には晴れるようだった。今日は虹が出るかもしれない…薄暗い部屋のなかで…

ドイツと日本…彼我のリーダーの違いとは?

14日朝、いつもよりは早い時間にベランダに出た。深く息を吸い込んだ。目の前のカイヅカイブキの葉先がキラキラと光っていた。昨日の雨の滴りだった。カメラレンズを通して覗くと、水晶の玉のように、雫のそれぞれが緑の景色を逆さまに?映していた。 午後に…

ミステリアスな『ミステリウム』

2年前、『日の名残り』という翻訳小説を読み始め、2日目で投げ出したことも忘れ、今回、完全休館に入る直前の図書館から借りてきた本が『ミステリウム』だった。 しかも、著者のエリック・マコーマックの名もまったく知らないのだった。 『ミステリウム』の…

家…時々浜辺。

6日、日没に間に合うように、海に向かった。平塚海岸から”ダイヤモンド富士”を見る久しぶりの機会なのだった。 海に向かう通りの交番の前で、なぜかお巡りさんが直立していた。いつもは見られない光景。明日には出されるはずの「緊急事態宣言」について思い…

ミレーの『春』との新しい出会い。

4日の夕べ、いつものように眺めていたネットのなかに、ヴァイオリンを弾く仁和寺のお坊さんの姿があった。境内を吹き通る風にひるがえる白い衣、湧き上がる弦の音色。 今、地球上ですでに進んでいるのかもしれない”天人五衰”の相…そうした現実をまだ見通し…

巣ごもりのなかでさまよう。

私が巣ごもりしている部屋の壁に、小さなカレンダー(『やむぬはぎーねー うみんはぎーん 山がはげると海もはげる 』)が掛かっている。 そのカレンダーの4月の写真は、春らしい光にあふれていて、見るたびに気持ちが明るくなる。 辺野古の近くの浜辺だろう…

世界の人々にとって”失われた2020年”に?

”2020年”という年が、4月1日現在に至るまで、こうした展開になってゆくとは…。 1月…年始は穏やかな良い天気が続いた。15日出発の家族とのミャンマー旅行、そして25日からの友人たちとの草津行きに備え、体調に気をつけて過ごした。新型コロナウィルスはまだ…