enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

五月の総合公園、そして八俵山。

 

連休が終わった。

後半の3日に、パイロット通りを経て総合公園へと向かった。

この連休を待つように、薔薇たちはそれぞれの色彩と香りを惜しげなく人々にふるまっていた。
ようやくデビューの時を得て、その短い機会を逃さぬよう一斉に花開く…薔薇たちのそのいさぎよさがまぶしかった。

また、5日は高麗山に出かけた。
八俵山の尾根道をわたる風、木洩れ日、小さな花や蝶たち、姿なく囀り、時に短いドラムの音を伝えてくる鳥たち。
それらは、移ってゆく季節のなかで、ひっそりしてみたり隠れんぼをすることもあるけれど、出会った時には小さな挨拶をしてくれる。

さわやかな季節のなか、日本の連休が終わった。
人々がゆったりと休日を楽しみ、生き生きと季節を味わう…本当に素敵なことだ。そんな時間を世界じゅうの人々がひとしく過ごすことができれば、もっともっと素敵だ。

 

パイロット通りと総合公園で~

一重の薔薇パイロット工場)         紫の薔薇…”薔薇の名前”は?

フレンチレース             マイダス(ミダス)タッチ

 

日本庭園のタニウツギ          メタセコイアの並木道



~高麗山(八俵山・浅間山で~

マルバウツギ

 

オオジシバリ              アカボシゴマダラ

 

フタリシズカ              キンラン