enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

「野党は臨時国会冒頭に、内閣不信任案を提出すればよいのではないか。」

 ”総理私邸での会談”を終えた連立与党代表者が、黒塗りの車で立ち去る場面をTVの報道で見たばかりだった。
 いやな気持ちがした。
 平安時代中期頃、律令政治の衰退とともに、”政務の中心の場は国庁から国司の館へと移ってゆく…”といった歴史的な絵柄。
 これまでは、ぼんやりとしたイメージで思い浮かべる絵柄でしかなかった。その絵柄が、まさに21世紀の現実世界に立ちあがったかのような不安だった。
 いやな気持ちはさらに続いた。 
 「野党は臨時国会冒頭に、内閣不信任案を提出すればよいのではないか。」
 このツイートを読んだばかりだった。そして、今朝、そのツイートを発信した著実家・菅野完氏のアカウントが永久凍結されたと知った。
 
 いつもと変わらない暮らしの表面に、不穏なさざなみが立ち始めたような不安を感じている。