enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2012.7.23

 去年の梅雨明け頃、何をしていただろうか。今、海を眼の前にしても、津波のことを思い出さなくなっている。
 老いが近しいものになった頃から、いろいろなことから遠ざかり逃げるようになった。できることなら楽に生きたいのだ。それでいい。いや、いいわけない。
 疚しさや懼れや気がかりが波立ちそうになるのが怖い。
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