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私の第三十四夜をつづります。

2012-08-09から1日間の記事一覧

2012.8.9

8月の紺碧の空と強い陽射しには、子供の頃から、どこか死の影が隠れているように感じていた。 それは無意識に刷り込まれた記憶の影なのだろうか。 戦争を経験しなかった私は、語られるもののなかに、その影を感じ取ることしかできない。 『父と暮せば』とい…