enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2012-10-13から1日間の記事一覧

2012.10.13

昨日の午後、雲が広がってきたので、浜辺で本を読もうと出かけた。 思えば、私が小さい頃、兄はよく海に出かけていた。兄の部屋の古びた衣桁に掛けられたズボンからはいつも海の砂がこぼれていた。今、散歩する私の靴の中にも細かな砂が入り込んだままだ。 …