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私の第三十四夜をつづります。

2014-06-01から1日間の記事一覧

2014.6.1

六月は特別な季節だ。 なぜ特別なのだろう。 たぶん、めまぐるしい花の季節が去り、いきぐるしい若葉の季節がひと休みしたから。 六月になれば、窓の向こう、遠い空のどこかに夏なるものが在るから。 六月を迎えれば、私は季節のなかへとはいってゆける。 い…