先日、思いもかけない美しい本が届いた。短歌を詠む人からの献本だった。 彼女はとうとうこのように美しい歌集を編んだのだ…。湿疹と蕁麻疹と蜂窩織炎で傷んだ手で、おそるおそる初々しいページを開く。 まっさきに「あとがき」を読み、「著者略歴」へと移っ…
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