~大阪への旅①~
連休終盤の6日。
始発の電車に乗って、小田原から大阪へと向かった。
若い頃、2回ほど仕事で訪れただけの大阪。
その後、西に旅することはあっても、大阪はいつも素通りの都市だった。
初めて自由に歩いた大阪の地。本当に何も知らない土地柄だったのだ。
今回、路地や電車のなかで耳にしたなにげない会話。その(私にとって)独特の言葉とともに生きる人々に漂う、どこかエキゾチックな雰囲気。そこに、奈良や京都とは異なる空気を感じた。ハノイで見かけた人々の感じたエネルギーに通じるもののようでもあった。それはきっと、今回訪れた地域が、大阪のなかでも海に開かれた地域だったからなのかもしれない。
並んだ仮面(四天王寺の近くで)
四天王寺のスズメ…人に慣れているかのような。