enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

愚弄された国会と私たち

 今日の国会での証人喚問には、真実に近づこうとする”証人”も”証言”も存在しなかった。
 存在したのは、国会と国民を愚弄するかのような詭弁だった。

 不誠実な証人の”詭弁”からにじみ出てきた”絵柄”について、官僚機構について全く無知な私は、次のように憶測した(そのような”絵柄”を憶測することの無意味さを認識しつつ、憶測しないではいられなかった)。

*局長は、各原課が【或る人物の意向のもとに?】作成した答弁書にもとづき答弁した。
*【或る人物の意向のもとに?】答弁書を作成した各原課が、その答弁書に整合するように決算文書をも改竄した。
*現場で行われたことの責任の一切は局長にある。

 【或る人物】は、何のために、事実を捻じ曲げた答弁書を作成させ、決算文書までも改竄させたのか?
 去年の国会とはいったい何だったのか?
 不誠実な証人の国家公務員としての人生は、どのように総括されるのだろうか?
 
 憶測をもとにした怒りは、無意味なものと知りつつ、腹立たしい。情けない。虚しい。
 唯一確かなことは、私たちが国民として愚弄されているということ。
 私たちは何をなすべきなのだろう、国民として愚弄されないために。