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私の第三十四夜をつづります。

2018.9.30‐③ ~晩夏の七日間~ (8) 戸隠

  じきに10月。その前に、ようやく、晩夏の七日間の思い出…最後の戸隠についても書き留めることができた。
  ホッとするような、それでいて淋しいような。
  これで私の今年の夏は本当に終わってしまった。今、窓の外では台風の不穏な風が吹きはじめている。
  東京と安曇野の友人からメールが届く、特別な今夜…。

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戸隠神社の参道脇に立つカツラの大木:
暗い雨に打たれながらの参詣も、カツラの黄葉の甘い香りで軽く浮き立つような気持ちに変わる。不思議な効用(黄葉?)。

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”熊からのお願い”のような注意板:
絵本に描かれるような熊さんの絵柄…私たちに襲い掛かる熊の顔のアップ写真であったら、この道を歩けなくなりますものね。

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戸隠神社中社の石段上に立つスギの巨木(”戸隠の三本杉”の一つ):
平らで広々とした幹の肌に抱きついてみる。背中でよりかかってみる。するとスギの前で順番を待つ人が見える。慌てて幹から離れる。もう少し寄りかかっていたかったけれど。

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茅葺屋根の葺き代え作業:
半分ずつ、ビフォー×アフターが見て取れる作業。新しい屋根の色合いと厚みが気持ちよい。

【最後に…晩夏の七日間の宿で:”おやき”と小鳥の置物~】

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オヤキ二つ:
左は道の駅で買ったオヤキ。右は同宿の方からいただいた特大のオヤキ(”タドン”みたいでしょ?と。今は”タドン”を知らない人もいるかもしれないけれど、と。確かに…?)

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宿の玄関横の小鳥たち:
この小鳥たちだけは、私の腕前でも、間近に近寄り、慌てずに撮ることができた。