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私の第三十四夜をつづります。

2016-04-07から1日間の記事一覧

寄り道の覚書:”堅田の妻”と歌人大江公資の血筋

相模国司・大江公資の<妻>として相模国に下った歌人相模は、次のような歌を詠んでいる。 『相模集全釈』(風間書房)から 230 若草を こめてしめたる 春の野に 我よりほかの すみれ摘ますな この歌には、<妻>(歌人相模)の存在を忘れた相模国司・大江公…