enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2012.9.1

 暦は9月。
 夏が終わると、いつも、一年の残りの時間のことを思う。
 
 そして、今、自分は人生の何月ほどにさしかかっているのだろう、とも思う。
(落葉松の黄葉が散りしきるころだったら良いのに。)
 
 確かなのは、私はずっと前に夏を過ごしたということ。
 そして、9月も10月も、すでに流れ過ぎたように感じるということ。
 
 冬木立の季節さえも終わろうとするとき、きっと、まどろみの穴のなかで、
 季節を想い巡るだろうということ。
 
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                                                             8月31日の海