enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2012.12.13

 つむじ風が砂ぼこりとともに
 美しい国、強い国、豊かな国を歌いあげる季節がきた
 
 街角に言葉の蜃気楼がたちあらわれ
 野望と妄想の陽炎がワラワラとゆらめく
 
 私はつむじ風が運ぶ楽曲では踊るまい そして歌うまい
 やがて巡る季節のなかで
 私は私が歌いたい歌を歌い続けるのだ
 
 砂ぼこりの季節が巡ってきても
 あなたの楽曲では踊るまい そして歌うまい