enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2012.12.27

 23日夜、6人でワインを6本空けたことで悪夢が始まった。これこそが後の祭りだ。
 24日は一日中寝込み、25日夜、やっとおかゆを食べることができた。数年前、同じように5日間寝込んだ。なのに61歳にもなって、まったく愚かなことだ。
 それでも、息も絶え絶えの苦しみは次第に薄れ、昨日はソロソロと図書館に出かけた。今日は年賀状を書き、午後、寒川の花屋さんまで遠出した。帰りがけに花屋さんがカーネーションとストックの愛らしい花束を持たせてくれた。大事な花束と一緒に茅ヶ崎駅まで歩き続け、温かな電車に乗って平塚に着くと、白い冬の月が出迎えてくれた。
    年の瀬の凍れる空に月のぼり 小さき花にもひさかたの光