2013-08-23 2013.8.23 日記 「処暑の夜を炸裂させて 木の間隠れの一瞬 花燃えつきる」 (南の窓越しに花火を見ながら) ________________________________________ 「た~まや~っ!」 西の窓からは、子供たちの歓声が聞こえてくる。なぜか「かぎや」の声は掛からない。 打ち上げの音は激しい雷鳴か爆音のように窓ガラスを震わせる。 魂は去年の夏の花火に臨場している。 あの夜の海面の輝きと潮風、高く昇った月、遠くの町の灯を鮮やかに感じてさまよっている。