enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2013.11.6

 昨日の散歩では体調が一進したような気がした。夜になって、錯覚だったと落胆する。今朝はもっとひどい。自分にうんざりしながら、思い切って出かける。仲間に会えば元気になれるかもしれない。
 お昼に仲間の手作りの干し柿をいただく。しっとりとした飴色の表面。身はとろけて飛び切り甘い。三つも食べた。そろそろお医者さんに助けてもらおうか…と弱気になっていたのに、これで医者要らずになったかもしれないと思った。それほど美味しかった。
 何とか作業を片づけたあと、図書館に寄って小一時間ほど『範永集』の詞書について調べる。限界かな…と思って外に出た。朝は重くなかったバッグの中のノートパソコンが何倍も重くなっていた。現在のような医療の恩恵に浴することができなかった時代、そして現代でも世界のどこかで、病を抱えながらただ耐えるしかない人々のことを思う。
 駅のそばで空を見上げると、雲にほのかなピンク色の夕映えが残っていた。外にいて良かった。
 
11月5日の海
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5日の蝶①(イチモンジセセリ
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5日の蝶②(スジグロシロチョウ
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