enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2013.11.4

 待っていた季節のはずだった。しかし、秋になると、子どもの頃に見ていたTV西部劇『ボナンザ』の画面の地図のように、メラメラと身体じゅうの皮膚や粘膜が炎症を広げていった。爽やかな秋を、ボロボロの燃えカスのような気分で過ごすことになるとは。
 夜は気管支のご機嫌をうかがいながら横になり、目覚めている時間は、鼻水と咽喉の痛みと皮膚の炎症との不断の闘いが続く。こんな秋になるとは。
 休日の昨日、湘南国際マラソンが終わる頃合いに、”やれやれ”と海に出かけてみた。頭の上半分は重苦しいけれど、歩けるだけでもありがたい。
 浜辺に着くと、ビーチバレーコートもデッキも選手や観客で賑わっていた。波打ち際では子どもや犬が走り廻っている。人々が元気に遊んでいるのを見ていると、私も元気になれるように思う。私にとって、”やれやれ”と散歩の効果は、薬と同じくらい大きい。
 
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11月3日の空と海
 
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たくましい花たち①
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たくましい花たち②