2014-03-15 2014.3.15 日記 社会人となって、家と職場を往復する暮らしをしていた時代、道端に咲く小さな花を楽しみに歩くことなどなかった…ように思う。 ただ、その頃でも、山道を歩きながら、いつも思い出す句があった。芭蕉の「山路来て なにやらゆかし すみれ草」という句だった(長らく、蕪村が詠んだものだとばかり思い込んでいたのだけれど)。 その後、自分の周囲の世界を見回す時間を持つようになって、惹かれる花はしだいに小さなものになっていった…ように思う。 今日、水辺の楽校の道端には、ヒメオドリコソウやホトケノザがあふれるように咲いていた。そして、”上流ワンド”の道際には星のようなハナニラも。 色濃くなった紫色の畑