2014-04-05 2014.4.5 日記 きっと、私は何も見ていないのだと思う。 昨日は桜を見た。 今日、同じ道を歩いた。 するとどうだろう。 図書館前の噴水のまわりのケヤキたちが、それぞれの色合いで若葉を茂らせていた。 昨日のケヤキたちは冬枯れのままで、葉などつけていなかった・・・はずはない。 見えても見ていない。 それは、私のなかで存在しないのと同じだった。 昨日は桜を見た。 もう一度見に行ってみた。 そこには、今日の桜があるだけだった。