2014-05-23 2014.5.23 日記 午後の浜辺。 通り雨で、砂の色が濃くなっていた。 ウミネコの群れが、鳴きあいながら空を舞う。 波の音を聴きながら渚伝いにゆっくり歩いた。 この波のリズムはどこから生まれてくるのだろう。 いつも、私の呼吸のリズムを鎮めてくれる。 家では気管支が細まっていたのに、気がつくと、波と一緒に気持ちよく息をしていた。 家ではさまざまな思いがよぎるのに、気がつくと、からっぽな心が潮風に吹かれていた。 いいな、海はいつも。 五月の渚 カップで築かれた城塞都市 通り雨に濡れてみずみずしい浜辺の花たち